私の重んじたいご縁

もうすぐクリスマスー!

というわけでわたしは親しい方のお子さんとクリスマスを過ごすためにケーキを焼いてます。


実の姪?クリスマスプレゼントは送付済み!仕事の関係で実家にはホイホイ帰れる距離でもなし、可愛い姪に猫耳ヘアバンドつけて写真送ってもらって癒されました。


そして、まあ世間様では他人様である人のためにじゃあなんでケーキ焼いてその子に会いに行くんじゃあ、となるのは世の「定型」らしーんですね。

…んーまあわたしがメリークリスマス!しただけで喜んでくれる小さきレディがいるなら会いに行こうかな?ってだけなんだけどねえ。

でも、多分…血縁だけが「ご縁じゃない」って思ってるからできるんだろうなーと思ってる。


親が血縁ある人に裏切られてるのを見てるから、でもあると思うけど

血縁だけを尊ぶコミュニティにはずーっと違和感しかなかった。

過去、結婚をしてたこともあるけれど、元夫の親族は確かに結束が強くて正月に勢揃いするような人たちなんだけど…

うん、なんか違和感しかなかったんだよね。

この血族のイニシエーションに混ぜてやってるんだぞ喜べ的なマウント?も感じたし

※ひがみではないかい?と思われそうだけど、そういう集まりもなければお節を食べない(主に家族の好む味があまりお節にないからなだけ)の我が実家から嫁いだわたしに「良かったわねえこういうことできて」と無意識にいうあの義母は私は心底好きになれなかった

同じ姓や血縁があるだけ、の関係なのに「なにかしてあたりまえ」なのもわからなかったのだ。


でもそんな私も、その小さなレディは可愛いしその子の母である人の仕事ぶりや生き方を尊敬しているからという理由で今宵はオーブンを回してるわけで。

そしてそこに集まる面々も愛おしいから美味しく食べてもらえるケーキを焼こうと思ったのだ。

おそらくそこには尊敬と尊重があるからだと思う。

私の焼くケーキが好きだ、と喜びそのケーキに対して感謝や愛のある言葉をもらえる環境は、その環境にいる人が私に対しての尊敬と尊重があるから成立すると思う。

そしてそれが成立するのなら、私は何度でもその人たちやその環境のためにオーブンを回すし新レシピも考える。

もちろん、今回ケーキを持っていく場所を構成してる小さなレディの母親である彼女を私は尊敬してるし、小さなレディも小さい体で目一杯毎日を暮らしてる尊敬すべきお嬢さんなのだ。

集まる人にも、もちろんそういう心を持って私は会える。

私の中でそんな愛と尊敬と尊重に溢れる空間で、決して私を蔑ろにしない人と会えるからこそ私はその人のために「ああすれば喜ぶかな?こうかな?」と思える。


多分誰一人の心がけが欠けてもこの空間は成立しない

そんな奇跡のバランスを成り立たせてる環境に出会えてるから

私は喜んでケーキを焼き、明日はサンタ帽をかぶってみんなに逢いたいなと思う。