公に助けを求めるハードル①

わたしは公に、地方自治体というか身近な役所に助けを求めたことが過去にある。


1回目は妹が離婚して入院した時の姪の取り扱い。

2回目は体調不良から失職した時。


今回は1度目について書こうと思う。

妹を引きずって帰ってきたときに姪が熱発してることに最初に気づいたのが私だったことがきっかけだ。

「だめだ、今この子(妹)壊れてる」

姪の発熱は大したことなく、最寄りの小児科へ連れて行けばよかったのだけど

(この段階で引きずっても連れて帰ることを決意)

妹については彼女が出産した総合病院に相談し、その総合病院の提携してる大学病院に即つなげてもらい、連れ帰った日に即入院となった。

産科の方で要注意患者にしてもらってたらしく(わたしの懸念どおりDV要注意者だった)提携病院への連絡や相談が非常にスムーズで助かった。

さて、わたしの手元に残されたのは小児科帰りの乳幼児1人。

とりあえず妹の元旦那(DVする奴は自分が勝てねえと思った人間には借りてきた猫のように大人しくなる、わたしは一度徹底的に弁論で彼をコテンパンにしてるのでわたしに何かしてくることはなかった。)を尻目に姪の荷物と妹の当座の着替えをまとめ、手持ちのオムツと同じサイズのおむつと同じメーカーの粉ミルクを購い、突撃!お役所!したわけです。

役所でお話ししたことは

離婚協議中の妹が身体的暴力と経済的暴力で心身を病み入院したこと。

相手方には養育能力はなく、条件が整えば妹に親権を渡し離婚をする同意が取れてること。

差し当たり姪を家に連れて帰る予定ではあるが当方にも仕事があり、祖母である母は心臓の手術を予定しており養育環境が一時的に欠けていること。なお、ここで祖父である父は戦力外であること。

つきましては姪の養育環境を整えるために何かご助力を願いたいこと。

を、抱っこ紐の中で泣き続ける子供を抱えながら相談しましたよ。

そして先日書いたように

①離婚協議中の旦那へ戻す※即却下

乳児院

③保育園に預けながら面倒みる

になりまして、③を選択したんですわ。

…でもソッコーで③は無理!って事で1週間だけ乳児院にお世話になりました。

だって保育園決めるのもその日に決まるわけないし、何より私…慣らし保育の間有給か時短とらないと!

って諸手配に最短1週間を見込んだわけです。

怒涛の勢いで仕事先と話をつけ

(女上司だったのもありかなりスペクタクルにお話をして同情票を集めた。一瞬ガラスの仮面のマヤ様になってたと思う。)

ひと月の時短を勝ち取り

その間に母は予定どおり入院してもらい

戦力外父をとりあえず炊飯器と洗濯機と電子レンジを扱えるようにし

自室にベビーベッドと3歳児のいる友人に泣きついて調乳用の電子ポットとオムツが臭わないゴミ箱を借り

ベビーカーを再購入(あのクソ元旦那蹴り壊してやがった)

引取前に有給を3日取り、オムツ替え、お風呂に入れる方法、離乳食について乳児院で習い

保育園グッズにひたすらネーム付をし

予定どおり1週間で引き取りができた時は泣くかと思った、私が。

一応家庭訪問も入り(その際、妹のクソ元旦那が蹴り壊したベビーカーを見せ絶対戻しては行けないことを理解してもらった)

その際に、社会福祉の人に言われた言葉が


「よく、この子が死ぬ前に駆け込んでくださいました。」


基本的に、自ら児相にSOSをし、自ら預けた子供について計画的に引き取ることについては審査はするものの原則NGをかけないのが児童相談所なのだそうです。

児相的な判断基準も児相が判断して引き取った子供より取り戻し基準についても厳しい目線で見られることも少なくなる、そうです。


なので、子育てでも夫婦生活でも何かに追い詰められてる人。

とりあえず、市区町村に相談しませんか?

税金払ってるんだし、泣きついていいんですよ。

税金分、仕事してもらいましょ?