しつけ、のはなし

しつけ

社会生活に適応するために望ましい生活習慣を身につけさせること。基本的生活習慣のしつけが中心になるが,成長するにつれて,家庭,学校,社会などの場における行動の仕方へと,しつけの内容が拡大していく。しつけの目標は,社会生活の秩序を守り,みずから生活を向上させていくことのできる社会人に育て上げることである。また,しつけを効果的に行うためには,成長段階に応じた適切な方法をとることが必要である。すなわち,乳児期から幼児期にかけては親が範を示して根気よく繰返し,叱るよりも,上手にできたときにほめて力づけ,理解力が深まるにつれて説得に主眼をおくようにするのが望ましい。
※出展 ブリタニカ国際代百科事典 小項目事典
と、いう記載のあるものではあるがこれなかなか難しい。

最近私の目に入れても痛くない寧ろ率先して目に入れたい姪っ子姫はおかんむりである。
我が実家、比較的躾が厳しい方なんだよねー。恐らく。なので、姪っ子様が同級生の「マナーレベル」にイライラすることが多いのだ。
友達の家に上がるときに靴を揃えて上がるようにと育てられているのだが(おばちゃんはその辺適当だけど散らないようにだけはしてる)自分の家にお招きしたときにそれがされてないと「イラッ」としてしまうとか
ご飯を食べてるときにお茶碗に米粒がビッシリ残ってるとか
…お家でそう躾けられてない子にはわからないことのイライラが出てしまうんだよね
因みに「よその玄関は綺麗に使わないとだめだよ?お家の玄関でやられて嬉しい?」「そうできた方が食べ方綺麗だねって褒めてもらえるよ?」ってして改まるお友達や気をつけてくれるお友達も、もちろん一定数居る。
※妹がもれなく「シンママなのにきちんとされてるのねえ…親御さんと同居してると余裕があって羨ましいこと…(以下嫌味)」と後程されるようだけど知るか。自分の子供が子供同士のコミュニティで出来てないと指摘されたことで赤っ恥かいたと自覚があるならお家でしてください!
でも改まらないお友達ももちろん居るんだよねー。
そこにイライラする、と。

なのでイライラに対して深掘りをするようお伝えしてみたのですよ。

「私は『そうしなきゃ』って頑張ってるのに頑張らないあなたはずるい」のイライラなのか
「そういうことができない人と付き合うことに対して」のイライラなのか

この理由が違うだけで本当に色々違うと思うのだよ。
前者なら八つ当たり
後者なら付き合う友達は選べばいい
それでしかないのだから。

そして当家ではというか特に私からは「みんなと仲良くなんてネバーランドじゃねーんだから無理無理!!!!感性感覚が合わない子は失礼さえしなきゃ好きにならなくてOKOK」と学校の先生たちが全力で避けて欲しいらしい処世術を教えてるため合わないものは合わないと諦められる子ではあるのだ。

一晩感情を整理して出た答えは
前者3:後者7

なれば断捨離であるな。と伝えたところ
「まあ心の中で捨ててあとは適当に合わせるしかないよねーもう私の部屋には上げない!!!!」
それでよしそれでよし。
学校で無視したらいじわるしたり最低限の礼儀さえ欠かなきゃそれでよし。

中学生の夏休みはげに悩み多き夏なのだなとたまに帰省したおばちゃんは思うのだった。