独り者が1人で死ぬということ

先般、私の再従兄弟が儚くなったことは書いたと思う。

そして現在進行形で各種手続き真っ最中なので、忘備録ほどは細かく記載はしないが所感程度に色々とまとめようと思う。


まず、彼には「直系の親族」と「姻族」がほぼない。

直系の親族として彼自身の祖母(私にとっての大叔母)はいるものの、御歳90過ぎ。

しかも、祖母は東北、彼は関東で逝去で物理手続きその他諸々に来るのは結構難しい。

原則、相続は「直系の親族(子と親)や、配偶者」を想定しているので距離的なもの以外の原因でも結構ややこしくなるのだ。


そしてドがつく本音で話すと、90すぎの年寄りに手続きさせたところでどないすねーん事案でしょ?

もちろん相続税の非課税分(っても妻子ではないために微々たるものです)は相続してもらうけど!!!!

他の部分は残りの再従兄弟で(大叔母の一人息子の子供、が今回の当該再従兄弟だったのだけど、大叔母自身は当時の人らしくうちの祖父も含め兄弟姉妹が多いのでそっから広げた再従兄弟は多いんですよ…

しかも姻族(彼の母側の親族)も含めると…もはや把握は行政書士や弁護士にお任せ状態です。

今回、幸いなことに?彼の母さん側の親族は私の未把握の範囲がない上に親等的に優位な方もおらず、頭割りして受け取るのが面倒なあまり多人数ではない諭吉に興味もお持ちではないようなので

「書類揃ったら相続放棄の書類を郵送しますので自署捺印の上送り返してくださいませ」

をご承諾くださいました。


ってなわけで残りの手続き


①まず財産の洗い出し

…親族ってだけでその人が何を持ってるかなんか知るわけないよね?

車は?家は?貯金は?投資は?保険は?退職金は?共済は?

銀行も会社も直系の親族ならすんなりからの除籍謄本に名前あれば教えてもらえるんだけどね…ほら、祖母ならまだしも再従兄弟…無いよね?

なので今回はこれは全部…行政書士さんに頼みました。

…やー金融の仕事しててよかった。専門用語の応酬されてもついてけるもの。


②お前ほんとにうっかり隠し子いない?

…これほんとあったらね、スライディング土下座で全額相続してもらわないといけないので戸籍も洗います。

あと、知り得る範囲で彼の身の回りにも確認します。

死後にDNA鑑定だとか飛び出すなよ?めんどくさい!!!!


③税金の計算をします

今回の最大の目的は「節税」

みんな亡くなった再従兄弟のことは大好きです。でもね?…手数料と税金払ってなかった額が手間相応じゃ無いと誰が相続するかってんだ。(どホンネ)

なので頭割りも厳選して実働者の私、他は子持ちでこれから金はいくらあってもいい人で割ります。

因みに私は端数担当。

大きな額もらうよりか使い勝手の良い端数で結構。

そのほかは事前に相談済みなので放棄の書類をご記入いただきます。


④今回の相続で今後揉めないって書類に残す!!!!

これほんと大切…親しくても愛おしくてもなんでも最後になんとかしてくれるのは法律の部分なんだよ金が絡むと!

これも放棄した人しない人、みーんな署名捺印!!!!


現在まだ①の段階なんだけどね!!!!

…そこそこ大きな会社にいてくれたもんでそこの保険やら年金やら制度が複雑でね。

やーいつ相続できるかなあwww


という訳で、しばらく師業や士業の方々とのお付き合いは続きそうです…

国庫に返納するぞゴルァ!!!!ってほど金がない訳じゃないから仕方ないよね。

がんばります…